G7サミット論

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G7市民のエンゲージメント・グループも意見表明!

G7市民の意見は,昔はデモ行進をして首脳たちに訴えていたが,いまでは7つの公式エンゲージメント・グループが議長国首脳に提言を渡している。
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サミット(山頂=首脳会合)には中腹(大臣会合)がある!

G7はメカニズムであり,首脳会合のほか各種の閣僚会合(大臣会合)が開催されている。日本が議長国の場合,とりわけ多く開かれているが,地域活性化や官庁争いが意識された開催決定は望ましいこととは言えない。
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開催地名で議題がわかる広島サミットは空前絶後!

サミットの呼び方は,欧米では開催場所・基礎自治体名が一般的だが,なぜか日本はちがう。また,広島サミットは開催地名が政治的意味をもった点で例外中の例外だ。
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広島サミットはシティ・リトリート方式での開催!

G7サミット開催地の選択基準がリトリート(隠れ家)になったのは沖縄サミットの成功があったから。広島サミットは,隠れ家的ながら都市部と密接にリンクしたシティ・リトリート方式で実施された。
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G20はG7の機能を補完する拡大版!

G20は経済問題だけを議論する国際枠組みで,危機対応への必要からG7が創設を決めた。参加国の価値観がちがいすぎるG20では政治や安全保障についての議論はむずかしい。G20はあくまでもG7の機能を補完しているにすぎない。
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G7サミットの参加者は7人でも9人でもない!

G7サミットには,EUのほか,ASEANやAUといった各地域機構の代表や,国際連合や国連専門機関のトップが多数参加する。新興国や途上国の首脳も招待されて議論に参加していることを見過ごしてはいけない。
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G7は恒常的な国際政治メカニズムである!

G7は加盟国の国家連携(政策協調)の枠組みとして出発したが,その後「国際政治のメカニズム」になり,恒常的な危機管理のための国際政治メカニズムとして機能している。
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「先進国」ではなく「主要国」の首脳会議!

G7サミットは「先進国」ではなく「主要国」の首脳会議と位置づけなければならない。ルールを無視したり破壊したりする「大国」もあるなか,自由・民主政治・人権・国際法を尊重する「主要国」の結束はきわめて重要である。
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サミットはただの「恒例行事」ではない!

簡単に中止したり欠席できるサミットが半世紀も続いているのは,きっと何らかの存在意義があるからである。わたしは,G7サミットが国際連合と並ぶグローバル・ガバナンスのメカニズムになっている点に注目したい。